冬は伐採シーズンです
高木の伐採を行なったので、作業風景を職人仲間に撮ってもらいました。
なぜ、冬が伐採シーズンなのでしょうか?
木が軽くなるからです。
多くの樹木は、冬季には気温の低下と共に休眠状態になります。
樹木が成長を休止すると共に樹体内に含む水分を減らすことで低温による凍結を防ぎます。
また、落葉樹であれば冬は葉がありませんから、その分軽く、見通しもよくなります。
余談ですが、樹木の芯材に年輪が刻まれるのは、この成長速度の違い=材の密度の違い=色の違いとなるからです。
「木が軽い」「見通しが良い」とは…
より安全に作業できます。
当然のことながら、物体を高所から吊ったり、落としたり、運搬するには、重ければ重いほど様々なリスクが高くなります。
ほんの僅かでも軽い方が、より安全と言えます。
処分料が安くなります。
剪定、伐採による処分料は重量によって決まりますから、軽いほど安くなります。
危険な作業をするには、見通しが良い方がより安全です。
これで全てではありませんが、こうした理由から、冬は伐採に適したシーズンと言えます。
小林庭園では、樹高10m超の高木、直径60cm超の大木、家や電線に干渉している高木・危険木、クレーン等の車両や重機が入れない場所の高木伐採、枝下ろし等々承ります。
最新の器材を用い、安全性、確実性に最大限の配慮をし、作業致します。