師匠も走り回ると言われる師走。
いかがお過ごしでしょうか。
日本独特の文化でもある正月飾り。
門松、しめ縄、といった伝統的なものから、最近ではオリジナルのアレンジを加えたスタイリッシュなものも見かけます。
スーパーやホームセンターでも気軽に購入できますが、基本的なルールはご存知でしょうか?
今回は、基本となる3つのポイントを紹介したいと思います。
ポイント1 いつから飾る?
正月飾りは、31日の大晦日に飾るのは良くないとされています。
所謂「一夜飾り」というもので、縁起が悪いとされています。
また、29日も「9」が「苦」を連想させることから縁起が悪いとされます。
末広がりの「八」から28日か、30日から飾ると良いでしょう。
ポイント2 いつまで飾る?
正月飾りを片付けるタイミングは、所謂「松の内」が良いとされています。
松の内は、7日までと15日までする場合があり、地方や文化によって異なります。
近年では7日までが一般化しつつあるようです。
ポイント3 どうやって処分する?
年神様を迎えるための神聖な正月飾り。そのままゴミ箱に捨てるのも気が引けるもので、どう処分すべきか悩まれる方も多いかと思います。
日本では、小正月の1月15日に「どんど焼き」という火祭りで、集められた正月飾りを焼いて、奉納していました。今でも神社などでどんど焼きは行われているので、近所で行われていないか調べてみると良いでしょう。
今回は、正月飾りのごく基本的な決まりを簡潔に紹介してみました。
まとめるとこのようになります。
・28か30から。29と31は縁起が悪い
・7日までが一般的
・処分は近所の神社で
正月飾りは、庭と同じく日本古来の文化ですから、大切に受け継いでいきたいものです。
それでは、よいお年をお迎えください。