良くない見本
本日はあいにくの雨の中、茅ヶ崎市のA様宅にて芝面の地盤調整。その作業の過程で判明したこと。
お庭に植えられているオリーブの樹が、なんと地中用不織布ポットのまま植えられていました。
このポットは腐らない素材でできており、植木を一時的に植えておくためのものですが、お庭に植わっているということは言うまでもなく「一時的な」施工ではありません。
このままでは、植木はしっかりと根を張ることができず、最初の数年は問題なく育ちますが、遅かれ早かれいずれ必ずダメになります。
何年もかけて大事に育て、愛着が湧いた頃に調子が悪くなるという、【その場限り】の施工。最も良くない見本です。
このような施工をした業者に憤りを感じつつ、急遽A様に連絡をとり、ポットを外し、根をほぐし、支柱を立てなければいけない旨を伝えました。
もちろん、樹木の植え付けに適した時期ではないのですが、無駄になってしまう作業費用と植木の金額との兼ね合いで、最もお客様の負担が少ないのがこの方法でした。
雨と泥のため写真は諦めました。また機会があれば参考画像を掲載しようと思います。
【まとめ】
・植木を植える際は、不織布ポットは必ず外す
・ただし、土に還る素材(麻布、麻縄等)で巻かれている場合は外さない方が良い
お庭に木を植えたい!と思った方は小林庭園まで。
【その場限り】ではない、お客様と庭樹の未来を見据えた提案と施工を致します。